1. CommandFest北京プロモ(2023年7月)
2023年7月1日から2日にかけて開催されたCommandFest北京では、4種類の特別なプロモーションカードが配布されました。これらのカードには、APACの「Year of the Ox」キャンペーン用に制作された限定アートワークが使用されています:
- 鎖鳴らしのアングラス(新規代替アートワーク)
- Tahngarth, First Mate(新規代替アートワーク)
- Moraug, Fury of Akoum
- アゴナスの雄牛




メイントーナメントイベントに登録したプレイヤーには、これらのカードのうち1枚が配布されました。なお、Year of the Oxキャンペーンでは当初複数の地域言語版が用意されましたが、2023年に遅れて配布されたこれらのイベント版は繁体字中国語版と簡体字中国語版のみが存在します。
2. Summer Eventプロモ(2023年8月)
2023年8月の2週末にわたり、特定のトーナメントフォーマットの参加報酬として3種類の追加カードが配布されました。これらのカードには特別な「Summer Vacation」foil stampが施されています:
- 儚い存在: 2023年8月19日、モダンフォーマットトーナメントに登録したプレイヤーに配布されました。
- 冥府の掌握: 2023年8月20日、パイオニアフォーマットトーナメントに登録したプレイヤーに配布されました。
- 秘儀 la 印形: 2023年8月20日、統率者フォーマットトーナメントに登録したプレイヤーに配布されました。

これらのSummer Vacationカードは日本語版と簡体字中国語版のみが存在します。
希少性と市場での入手可能性: これらのプロモの言語版間には供給量に大きな差があります。日本語版は日本国内の多数の公式店舗で購入特典として広く配布されたため、比較的一般的です。対照的に、簡体字中国語版は極めて希少です。日本語版はScryfallに完全に掲載されていますが、簡体字中国語版は完全に未掲載です。これらは中国国内の特定のトーナメント週末における限定的なイベント登録報酬としてのみ入手可能であったため、コレクターにとって入手が非常に困難です。
2023年プロモと元祖「Year of the Ox 2021」プロモの違い
4種類のクリーチャープロモ(アングラス、Tahngarth、Moraug、アゴナスの雄牛)は有名な「Year of the Ox」カードと見た目が同一ですが、これらは全く異なる2つの配布時期に由来します:
- 元祖「Year of the Ox」プロモ(2021年): これらは旧正月を祝うため、2021年にAPAC地域(アジア太平洋地域)全体で最初に印刷・配布されました。
- CommandFest北京プロモ(2023年): パンデミック期間中のイベント中止と延期により、これらの全く同じカードの簡体字中国語版在庫が出版社によって保管されました。それらは倉庫に保管され、2年後に2023年7月のCommandFest北京の参加報酬として正式に配布されました。
コレクター向け注記: 視覚的には、2023年に配布された簡体字中国語版カードは2021年のAPACセットと全く同じ物理的な印刷物です(同じエキスパンションコードと2021年の著作権表記を共有しています)。唯一の違いは、中国本土のプレイヤーがそれらを入手できた時期と特定のイベントです。
台湾、香港、その他のアジア地域のプレイヤーは2021年に繁体字中国語版、英語版、日本語版を予定通り受け取りましたが、中国本土のプレイヤーは厳格なパンデミックロックダウンと大規模なイベント中止により簡体字中国語版を容易に入手できませんでした。Wizards of the Coastはその特定の簡体字中国語版在庫を2年間保管し、CommandFest北京で安全に配布できるまで待ちました。これが、繁体字中国語版が2021年から市場に出回っている一方で、簡体字中国語版が2023年の遅延リリースまで完全に入手不可能だった理由です。
本記事の主要情報源: magiclibrarities.net – mtgch.com